イギリスのRSPCAのこと2(ねこ編)

イギリスの王立動物虐待防止協会「RSPCA サウスリッジ・アニマルセンター」を訪問した時の様子について。
今回は「4. 猫舎の様子」からです。
  1. RSPCAについて
  2. センターの様子
  3. 犬舎の様子
  4. 猫舎の様子
  5. 小動物舎の様子
  6. 馬、ブタ、鳥の様子
  7. 準備室の様子
  8. 訪問して感じたこと
1〜3までは、前回に書いています。

4. 猫舎の様子

猫舎は1棟でしたが、入口を中心に左右に別れた広い平屋の建物でした。



外から猫舎を見た様子です。

猫舎も犬舎と同じく、真ん中に自由に出入りできる小窓があり、2つのお部屋を行き来できるようになっていました。

広い方のお部屋は柵のフェンスで、外気に触れられるようになっています。


建物内部から見ると、こんな感じです。

小さなボックス型のお部屋にはフードやお水、ブランケットが設置され、大きなお部屋にはトイレやベッド、ブランケット、オモチャ、爪研ぎが設置されていました。

空調も一部屋ずつ、ちゃんと管理されているようです。


清潔感があって、静かで、物資も綺麗に整理整頓されていて、なんだか病院みたいな雰囲気でした。


小さな方のお部屋にいた子たち。

基本的に一人部屋で、一緒に譲渡したい子は相部屋のようです。


あなた、だぁれ?
へー、にほんからきたの?
くろい毛が、ぼくと似てるね。




この窓から、小さなお部屋と大きなお部屋を行き来できます。


こちらは、大きな方のお部屋。

どの猫舎にもブランケットやオモチャ、爪研ぎが必要分入っていて、とっても居心地がよさそうです。


こわがりにゃんには、目隠しもありました。




猫舎にも、それぞれの猫の情報が記載された紹介カードが貼られていました。

+ + + + +

名前はドリー。
13歳のドメスティック・ショートヘアーの女の子。
2018年8月22日から家族を探しています。

たぶん、他の猫とも一緒にいれるし、中学生以上の子供ともうまくやっていけると思います。
でも犬はちょっと苦手です。

+ + + + +


おばあちゃん猫だからなのか、不妊去勢済みの記載はありませんでした。



2匹一緒に譲渡したい場合は、紹介カードも一緒にしてありました。

+ + + + +

名前はヘンリー。
6歳の去勢済みの男の子。

お友達のアリエルと一緒のおうちに行きたいです。
外に冒険に出させてくれるおうちが希望です。
たぶん、犬ともうまくやっていけます。

+ + + + +

シャイなお友達、アリエル君と一緒のおうちに行けますように。


紹介カードの記載が、短的でわかりやすかったです。

どんな家族を必要としている子なのかが、一目でわかります。





水皿はステンレスでしたが、フードは紙容器で給餌しているようです。

病気の蔓延も防げるし、食器を洗う手間も省けるので合理的。



猫舎は広くて日当たりもいいし、外の景色が見れたり新鮮な空気を吸えて、猫達もとても気持ちが良さそうでした。


+ + + + +



次回は「5. 小動物舎の様子」からです。

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